2013/11/25

憂鬱のあとに


夕闇の匂いは知っていたはず

欠けた月の欠けた照らし方も感じていたはず




夜寝て

朝起きて

学校へ行く



水溜りのよけ方は得意だったはず

透明の傘越しに太陽が見えた

 


ノートを書き留めるふりして漫画を描くのは日課だったはず

誰かが言った雨の日は憂鬱だと

教室の窓から虹が見えた

先生も外を眺めている


雨の日は憂鬱だったはず

欠けた僕の欠けた僕の席、確かにあったはずなのに




夕闇の匂い

欠けた月

雨の降る夜、僕は



2013/11/16

(III.The Empres) スニーカーsaurus


幼稚園児の僕が親に怯えている。
怖くて怖くてしかたがないんだ。

 
 どうしてぼくをうんだの?


僕は心の中で叫ぶんだ。


 うまれたいなんてねがってないのに


間違いを踏み潰しながら、
整列を乱すことなく行進してる。

2013/11/09

僕という名の不味飲料


ハジケルコトナク
気の抜けた炭酸のまま
その喉元を通り過ぎて