2021/11/15

LETTER(レッテル)/歌詞


僕の軋む音が蟠る底を囀り彷徨う
絶望を与えるには足りな過ぎて
白い頁に不協和な音符を磔る

止まったままの物語が新たに動き出すと
臆病者の軽薄な味がした

君の葬る花が憐れみの空を遮り揺れている
希望を奪うほどに刹那的で
黒い花片に穢れた祈りを捧げよう


音が零れていく
価値の無い小節を嘲り

僕が軋む音
夜の中に解けて
確かな光りを奏でる

最期の花が裂いた