ーW H E N T H E S U N S L E E P Sー 唾 棄【字体安置室】
光は平等には届かず
僕の影を黒く塗るばかり
未来は不公平に嗤いながら
薄日を洩らしてる
僕は黙然と
残る惰性を踏む
影が重なるまで
必要なものほど壊れ無くなっていく
脆さは常に孕んでいる
必要でない私は
図々しく
珈琲の残る舌で
哀しみの句をなぞる