虚構に生きている。
光の眩しさでさえ疑う。
手触りを感じられたら偽でもいい。
なんでもいい。
字体にするだけだ。
今日の脳内の蛆たちはおとなしくて
味噌汁的な朝だった。
そら汁はちゃんと水色を従えてた。
もとまな一日のはじまり。
光が本物なのか、手をかざした。
噛みつかれた手のひら
真っ赤な嘘に塗れる僕の血潮
まともな僕の終わり。
とにかくサイテ-な-日だった。
マイナスに付き纏われている感じ。
何も見たくない。
何も入り込んでほしくはないし、遮断していたい。
も-自分にうんざり。曖昧に笑ってみせたりしてさ。
はっきり言えればい-のに。
「嫌いなんだよ」
「近寄るな」
心の中でしか喚けね-。
辛うじて生き残りし枷に同情などいらない
時々もう一つの枷を思う
繋がりは解き放たれたのか知るすべはなく
そこにあなたはいますか
もうなにも持ってはいないのだろうか
痛みすら