2012/11/26

とまもな朝


虚構に生きている。
光の眩しさでさえ疑う。
手触りを感じられたら偽でもいい。

なんでもいい。
字体にするだけだ。

今日の脳内の蛆たちはおとなしくて
味噌汁的な朝だった。
そら汁はちゃんと水色を従えてた。
もとまな一日のはじまり。


光が本物なのか、手をかざした。

 噛みつかれた手のひら
 真っ赤な嘘に塗れる僕の血潮

まともな僕の終わり。