2014/12/07

右脳のタクラミ


アオッチョロイ空に残る飛行機雲の切り取り線をハサミで切って、そうっとめくったら、左脳が隠れていた。

誰だ、こんなところに隠したのは。

いいかい、君はひとりでは生きられないのだ。
左脳がいて、僕がいる。

なんだって?
待ってくれ…
置いて行かないでくれ…

おい、左脳までどこに行くと…いうのだ…
僕は空っぽになっちま…う

ぼく…わ、、


だれでした?

ぼくわ、からっぽでした。