ーW H E N T H E S U N S L E E P Sー 唾 棄【字体安置室】
現実に囚われた鏡の向こうは
虚飾のカオが笑ってる
私のカオは醜くも解放に満ち溢れている
猜疑心が色を失くしたけれど
怖くはない
ただ真闇木に咲ク花に
赤を探してあげよう
君の唇に似た強くて冴えた赤を
花散る頃
またひとりになってしまうけれど
寂しくはない