2016/02/13

排斥


どんどん
どんどん、薄れていく。
街並みが輪郭を現して、
この道が行き止まりでないことを知った。
もうすぐ、夜が終わる。
僕は振り向いた。
ちゃんと歩いてこれたのか確かめたかった。
僕のレンズは何を映してきたのか、確かめたかった。
もうすぐ朝が始まる。