2017/07/17

サス


はっぴーな感情は過去に置いてきた。

ただ生きて死ぬまで生きて、痛みなく何事もなく過ごせたらそれでいい。

また一日、陽が沈まなかった。

耐えられない痛みに耐えていた。

耐えることができるのなら耐えられないとは言わないのではないか。

という屁理屈は過去に置いてきた。

痛みが痛いのだ。

だから陽が沈まなくても別にいいやと痛みの奥でやり過ごした。

昨日一日、何もできなかったことをすべて痛みのせいにする。

あんはっぴーな感情を、狂うフォントで飾りつければ、

また一歩、死が近づいてくる。