2012/05/13

ランチ


信じるるものなんて
なにひとつ亡い
滑稽に誘うペコ腹に
照りりと焼いたバーガー押し込んで
ガラス越しに見える人間どもを咀嚼した
得体の知れ亡い不信感の味がピクルスに紛れ込んでる

炭酸の効いたドリンクで流し込むと
得体の汁る華やいだ味がした

今は失き、情景を飲み込む